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総合診療専門医
「プライマリ・ケア スポーツ医学コース」研修プログラム

順天堂大学は2021年4月にスポーツ健康医科学推進機構を設立しました。
https://www.juntendo.ac.jp/university/sports_kikou/
その一環として、総合診療科では、2022年度からプライマリケア・スポーツ医を育成する総合診療専門医コースを開始しています。プライマリケアの領域でも「スポーツと医科学の融合」を目指します。

プライマリ・ケア スポーツドクターとは

プライマリ・ケア スポーツドクター

アスリートだけではなく、スポーツ(運動)に付随する様々な医学的な問題に対応するドクターです。

具体的には以下のような役割があると考えています。

・子どもから高齢者まで、あらゆる人の運動器を含めた問題に対して、包括的に医学的なサービスを提供できること
・身体活動を通じて、集団と個人の健康増進を行うこと
・公衆衛生の専門家と協力し集団の健康にアプローチすること
・ピッチサイドケアなどの個人やチームに対する医学的問題に対応すること
・スポーツチームやスポーツイベントの医学的なマネジメントを行うこと
・スポーツに関わる多職種のリーダーとなること


統括責任者の声

内藤 俊夫

昨今、幼少期においてはスポーツの二極化、成人期以降では運動習慣の不足による肥満などの生活習慣病により、血管障害、変形性関節症、フレイルなどを生じることで健康寿命と平均寿命の乖離が社会的な問題となっています。

総合診療専門医プログラムで総合診療医としての基礎を身につけながら、医学部とスポーツ健康科学部などを要する順天堂大学の強みを生かし、一般の方々からアスリートまで貢献できる医師を育成します。
また、希望者には研修プログラム終了時までにIOC Diploma in Sports Medicineの資格取得もできるよう資格取得者がサポートします。

医学部総合診療科学講座
大学院医学研究科総合診療科学(併任)教授 内藤 俊夫

研修プログラムについて

プライマリ・ケア スポーツドクター

施設については、一般的な総合診療医としてのプログラムに加えて

・運動器エコーを用いて診療を行っている施設
・大会救護などを実施されている施設
・帯同で必要とされるような多様な疾患に対応している施設
・子どもから高齢者まで包括的に診ることのできる施設

などを念頭に現在、ご協力いただける施設と調整中です。

後期研修医を随時募集中です。(また、後期研修修了後の研修希望も相談を受け付けています。)

   

お問合せ

順天堂大学医学部総合診療科学講座 上村 公介・齋田 瑞恵